ヨルニヨル

酔っても依ってもいられなくなりましたね

なんかもうわけわかんないしウケる

 なんかもうわけわかんないしウケる。

 

 昨日は勤め先の忘年会で、それなりにおいしいお酒をいただくことができた。みんながみんないいひとだなあと思ってしまう。

 

 みんないいひとだし、みんなデキる。だから正直、すこししんどい。自分にはなんのとりえもないように思えてしまう。仕事にしてもそうだし、そのほかの面についてもそう。

 

 たとえば仕事。最近まで下について働いていた人は、(形の上だけならば)同期だ。その人のほうが早くから研修をしていたりだとか、自分より1年長くいまの勤め先で働いている、というのは確かにある。しかし、それでも根本的な能力の差みたいなものを感じてしまう。勉強、あるのみなんだけれどね。

 

 たとえばコミュニケーション能力。やっぱりおれはコミュ障だ。コミュ障という言葉には広義と狭義の意味があると思う。前者はそのままの意味でコミュニケーションに障害がある人。場の空気をわからずに喋ってしまうだとか、そもそもの意思疎通が困難である人。後者は、人と仲良くなることが苦手な人。意思疎通というレベルでは問題ないけれど、それ以上に踏み込んだコミュニケーションが苦手な人。自分は後者だ。とにかく人と仲良くなるのが苦手。うわべだけの付き合い以上に進むことができない。

 

 単純に話してて面白くないんだろうな、という自覚がある。こないだなんて、「面白い話なにかないの?」と聞かれ、なにも出てこなかった。「26年生きていて面白い話のひとつもないのか」と言われ、その通りすぎてつらかった。そんなことおれがいちばん思ってるよ。

 

 話していて楽しませることができなければそりゃ気に入ってなんかもらえないよなって思う。悲しいな。どんな関係においても好意だけではなんにもならないらしい。

 

 たぶん自分にとって、仕事上で関わるひとたちとの会話って、楽しむためのそれではないのだと思う。沈黙は気まずいからとにかく手あたり次第話題を振って、というようなことはよくやる。だから面白くもない世間話になってしまうのだと思う。

 

 人と話すことが嫌いなのかと言われると、そんなことはない。好きだ。では何故職場のひとたちとの会話を楽しめないのか。思うに、楽しむ会話をする態度の自分が、あまりに幼いからだ。本当に精神年齢低い。そんな状態で人と会話しようものなら、絶対失言をする。それは絶対避けたい。そうなるとおのずと何も言えなくなっていく。

 

 精神年齢がとても低いのは本当にどうにかならないものだろうか。きっとACなんだろうな、とはうすうす感じている。治るものなのだろうか?

 

 しかし、こう言葉にしてみるとすべてただの恐怖なんだなってことに気づく。

 

 失いたくない。得たい。

 

 うまくいかない。

 

 タイトルから大きく外れてしまった。

 

 忘年会のあと、勢いで昔付き合ってたひとのところへいった。そうしたら、そのひとのバイト先のひとたちと飲んでいるところにお邪魔することになった。そのあとそのままそのひとの家にみんなで泊まることになって。

 

 噂を何度か聞いていた女の子と話をすることができてよかった。かわいい子だった。みんなになついていくから、こらモテるやろなあって思った。

 

 その人とすこしだけ指を結んで眠った。なんかしあわせだった。

 

 起きたらだれかとがっつり手が繋がってるからその女の子と手を繋げたのかと思って見やったら付き合ってたひとだった。がっかりした。ウケました。