ヨルニヨル

酔っても依ってもいられなくなりましたね

めがね越しの世界はやっぱりちょっとおかしかった

 酔っ払いです。飲みながら歌うのは最高だなと思いました。

 

 今日は「打ち上げ花火、横から見るか? 下から見るか?」を観て来た。原作は大好きな岩井俊二だからあんまり心配していなかったけれど、シャフトがあんまり好きじゃないからそこらへんは不安だった。でもこの作品はシャフトだった。シャフトでやって正解の作品だったと思う。

 

 いや、最高でした、久しぶりに大好きな作品になった。なずなちゃんちょ〜〜〜〜可愛い。ああいう女の子いるんだよなぁって、ひとりでぶっ刺されていた。ほんと、ほんとうによかった。なにがよかったのかいまいち言葉にできないのでもう一回観に行こうと思うよ。

 

 想像の余地って素敵だなって初めて思った。

 

 ただ、観に行った感想としては、ひとりで観たかったなぁと。珍しく人といったんだけど、観た後なにも喋りたくなかった。「よかったねー」とか言い合いたくなかった。事実観終わった直後は放心していた。あの映画を観た後伸びた爪をぱちぱち切るように喋れる人の気持ちがわからない。恋っていいなって思ってしまってなかなか恥ずかしい。

 

 よい映画を観た後って背筋が伸びる。しゃんと歩ける。この感覚も久しぶり。生きていたいって思った。

 

 生まれて初めて目にレンズを入れて歩いた。普段しているめがねが強過ぎて、ものが縮小表示されていたみたい、コンタクトにしたらすべてのものが一回り大きくなって面白い。

 

 めがねをとった自分の顔をしっかりとみられるのなんてわりと初めての経験で、見てみた感想としては、酷い顔面だけど悪くない眼をしているなと思いました。昔から眼は綺麗と言われてた理由がわかった。

 

 外見は酷いけど臆せず生きていきたい。こんなナリでも受け入れていた人がいたのだから。

 

 今日は早く寝なくちゃ。コンタクトレンズはめるのに手間取りそうだからね。